こちらは僕、ラッキー君の「犬のてんかん発作の全体像」。
4歳の時に初めて発作が起きてから今までの「毎月の発作回数」をまとめたもの。

パパがお医者さんに僕の発作の状況を説明する時のためにずっと記録しててくれるんだ。
この他にも、もう少し詳しい過去1年の概要や今までの発作の詳細記録もつけててくれて、他にも今までの薬の記録もあって、それをお医者さんに持っていって説明してる。僕にはちょっと難しくて良くわからないけどね。

日本からタイへ来た時はお医者さんがガラッと変わったから特にだけど、いつものお医者さんと違うお医者さんに診てもらったりする時なんかは、とても役に立つんだ。
パパ、ありがとうね。

このグラフから見て取れることと補足

発作について  最初の発作
  • 4歳時に突然発作が発生。
  • それまではこれといった病気もなく元気に過ごしていた
 発作中の状態
  • 発作は基本的には全身のけいれん。
  • 1度の発作継続時間は30秒~1分ぐらい。
  • けいれん中は目を大きく見開き、口から多少の泡がでて体全体や頭を大きく震わせる。多くの場合失禁を伴い、たまに脱糞もある。
 発作後の状態
  •  発作がおさまると、しばらくの間うろうろと歩き回り、トイレ以外にもオシッコをしようとする。
  • 10分~20分ぐらいで元の状態の戻る。
全体の傾向 回数
  • 一度てんかんの発作がおきると、一日の間に何度でも起きる。
    (群発発生と呼ばれるタイプ)
  • 回数が集中する時はほぼ一時間ごとに発作。
  • ただし、発作重積は過去2度ほどあったのみ。
※)発作重積とは
1回の発作が30分以上続いたり、1回の発作が終わったらすぐ次の発作が始まってしまう状態の発作。
季節
  • 発作が起きてから日本での数年では、特に寒い時期(11月~1月)や季節の変わり目の5月辺りに発作回数が多いように見えるが、全体的に見るとその傾向もあまり顕著には見えない。
間隔
  • 基本的には毎月数回以上の発作がある。
  • ただタイへ来てから、薬が多少変わった(タイでは手に入らない種類の薬はストップ)したからか、発作の発生間隔が1月おきぐらいに長くなっている。
特別なトリガー
  • 発作が起きる時には、何か大きな音がおきると、とか、何かを食べると、といった特別なトリガーはない。
  • 一日の内に何度も起きる発作の1回目は夜中から朝方にかけて第一回の発作がおきるパターンが多いようだ。

 

これが僕の今までのてんかん発作の全体像。

何かの参考になれば嬉しいし、獣医さんの意見やアドバイスが何か聞ければもっと嬉しいな。

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